舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログ。はてなになっても続けます。

らくだ軍曹は僕らに語りかける。

スーパーネオンの話。~らくだ軍曹編~




前回の続き、12/17(土)に行った長野市ネオンホールのイベント、スーパーネオンの話です。
読んでくれた皆さんありがとうございます。長々と続いたネオンホールの話題ですが、この話で最後です。

スーパーネオンは、12/17、18の土日にありましたが、俺が行けたのは初日の17日だけでした。
そして、この17日の締めくくりにステージに現れたのが……そう、らくだ軍曹でした!



音楽や、ダンスやコントなど様々な出演者の皆さんが次々ステージに出演していったスーパーネオン。
その締めくくりということで、一体どんなパォーマンスが見られるのかと思いきや……

ステージのカーテンが開くと、そこには一人の男性が……
この人こそが、らくだ軍曹!



らくだ軍曹「どうも、清水です」



普通に名乗った!
らくだ軍曹の正体は、清水さんだった!



らくだ軍曹「今宵は皆様に、美術史の世界をお教えいたしましょう」



美術史の世界…?一体何が始まるんだろう…?
すると、突如として美術史の教科書を朗読し始めるらくだ軍曹!

い、一体これはどういうパフォーマンスなんだ!?
朗読…ってことになるのか!?何なんだこれは!!

そのまま数分間、美術の教科書を朗読をし続けるらくだ軍曹。
数分後、朗読が終了し、謎の余韻に包まれるネオンホールのステージ…



すると、唐突に舞台袖から謎のマネキンの頭部(何故かヘッドフォンをしている)を運んできたではないか!!
こ、今度は一体何が始まるんだ……!?



らくだ軍曹「ハアーーーー!アイヤーーーー!アッーーーー!」



突如として、マネキンの頭部に謎の祈祷を始めるらくだ軍曹!!
い、一体これは何が始まったんだ……!?



かと思いきや、突然謎の暗号みたいなものを読み始めるらくだ軍曹。
こ、これは、何なんだ?そもそも言葉なのか?

すると、最初は何を言ってるんだか分からなかった言葉が徐々に変化していくではないか!
最終的に、一つの言葉に変化していった!それは……



らくだ軍曹「服を脱げ!」



そしてらくだ軍曹は本当に服を脱ぎ始めたではないか!
見る見るうちに、らくだ軍曹はステージ上でパンツ一丁になってしまった!

すると、パンツ一丁になったらくだ軍曹は、舞台袖から黄色いペンキを持って来たではないか!
パンツ一丁でペンキ、こ、これはまさか……

次の瞬間、らくだ軍曹はパンツ一丁の全身に、ペンキを塗り始めた!
ペンキの缶に両手を突っ込んでは、素手で塗っているのだ!



その姿を、ネオンホールのなつみさんが激写!
すると、らくだ軍曹がなつみさんに何かを話しかけているではないか?



らくだ軍曹「ちゃんと塗れてる……?」

なつみさん「いや、腕の後ろの方が……」



らくだ軍曹、ちゃんと塗れているか気にしていた!!
しかし、そもそも素肌にペンキを塗っても大丈夫なのだろうか…って、もうそんなことを気にしている場合ではないのだ!



実はらくだ軍曹の正体は、なつみさんや小川さんと一緒にネオンホールを運営している清水さんという方なのです。
僕は初めて拝見したのですが、清水さんの第一印象、物凄いインパクトでした!

衝撃的なボディペインティングが終わり、すっかり全身黄色くなってしまった清水さん!いや、らくだ軍曹!
もはや、僕の想像力の範囲をとっくに超えてしまったらくだ軍曹、彼は一体どこまでいってしまうのか!



次の瞬間、突然自分の毛髪を抜き、灰皿に入れ始めたらくだ軍曹!!
一体何を始めようというのだろうか!!



らくだ軍曹「皆さんからも毛髪をいただけますか?」



超展開!!
灰皿を持って、観客席を歩く黄色い男性!毛髪を渡していく観客たち!ネオンホールに充満するペンキの臭い!

もはやカオス!
しかし、ここから更に驚愕の展開が!

なんとらくだ軍曹は突然煙草をすいはじめたか思いきや、その煙草の火で灰皿の毛髪を燃やし始めた!!
しかも、その煙を吸っては吐き出しているのだ!!

らくだ軍曹の吐き出す煙に包まれるネオンホール
すると、らくだ軍曹は……



らくだ軍曹「ありがとうございました……」



と言って、その瞬間に幕が閉まってしまったではないか!!
衝撃的なステージにびっくりしている間に、ステージが終了してしまった!!

本当に、これは一体なんだったんだ!!
らくだ軍曹は、本当に何者だったんだ!!



らくだ軍曹のパフォーマンスを一言でまとめると…ってこれ、まとめられるのだろうか!?
まあ、多少強引にでもまとめてみると……



らくだ軍曹の肉体パフォーマンス!
→それを見た観客が衝撃を受ける!
→その観客の毛髪を燃やし、その煙を軍曹が吸う!
→らくだ軍曹の肉体に吸い込まれた煙は再び吐き出され観客の上を漂う…



こうして、らくだ軍曹と観客が一つに!!
ミュージシャンやダンサーなど、様々なステージの最後に、とんでもない衝撃的なパフォーマンスによって、ネオンホールは一つになったのだ!

本当に、どういう発想をしたら、あんな衝撃的なパフォーマンスを思い付くのだろうか……
見た直後は、あまりに衝撃的すぎて、どういう感想を持てばいいのか分からない自分がいましたが、一言で言うと、とんでもなかった!



一方、ヤマモトさん達と一緒に来ていた劇団第二黎明期のへんみさんはと言うと……



へんみさん「いやあ……長野は文化のレベルが高いなあ」




へんみさんが強引に一言でまとめたーー!!