舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログ。はてなになっても続けます。

【書き起こし】トークイベント「月刊おはなし図鑑」第22回 ゲスト:枝村究さん(シンガーソングライター)テーマ:枝村究さんの音楽活動について



2019年1月から、僕とよしこで月一で行っているトークイベント「月刊おはなし図鑑」。
第22回は10/28(水)に、シンガーソングライターの枝村究さんをゲストに、新型コロナウイルスに配慮して観客6人限定、完全予約制、マスク着用や消毒などの予防対策を行った上で、ぺがさす荘で開催しました。



詳細は告知に書いてあります。
【お知らせ】トークイベント「月刊おはなし図鑑」第22回 ゲストは枝村究さん!(10/28(水) ぺがさす荘にて 6人以内 完全予約制)



トークの動画はこちらからご覧ください。
トークイベント「月刊おはなし図鑑」第22回、枝村究さんとトーク!終了しました!



今回もトークの書き起こしを公開します。



トークイベント「月刊おはなし図鑑」第22回
(2020.10.28 ゲスト:枝村究さん)


ちひろ トークイベント「月刊おはなし図鑑」第22回、始まりました。よろしくお願いします。ちひろBLUESです。
よしこ よしこです。
ちひろ そして、今日のゲストは枝村究さんです。
枝村  枝村究です!よろしくお願いします!
ちひろ 初めて出てくれたということで、よろしくお願いします。じゃあ、軽く自己紹介をしていただいて、あとで色々聞いていきたいと思います。
枝村  はい。新潟で弾き語り、そしてライブハウススタッフをしております、枝村究といいます。長岡市出身で、今は新潟市で一人暮らしをしております。よろしくお願いしまーす!
ちひろ よろしくお願いしまーす!
よしこ ハハハ!
枝村  何ですか!?
ちひろ よしこが変なツボに入ってる。
よしこ なんか、学校の自己紹介みたいで。
枝村  いや、ちゃんとビジネスマンなので!
よしこ ちょっとちひろ自己紹介してみてよ。
ちひろ 俺はいいよ!話に入っていけなくなるから!あ、「究さん見に来ました」ってコメントも。
枝村  あ、いつもライブを応援しに来ていただける方です。ありがとねー!
ちひろ じゃあ、初めてご覧になる方もいるかと思うので、軽く説明すると、毎月僕とよしこの2人でトークイベントをしていまして、毎月誰かゲストに来ていただいています。今回は枝村究さんに来ていただいたという感じでございます。すごい快諾していただいて、言ったらすぐ「面白そう!」みたいな感じで。
枝村  トーク、そんなに上手な方ではないんですけど、ラジオとかは何度かあったんですけど、そういう機会があったら楽しいので嬉しいです。
ちひろ ありがとうございます。僕もラジオで1回聞いたことがありまして。MCとかをライブで見ても、結構お話されてることが面白いので。面白いっていうか…
よしこ 漫談みたいな?
ちひろ そういう面白さじゃないよ!色々な気持ちとかを話したりするのが良かったので。
枝村  僕もライブ中は曲をいっぱいやってしゃべれる時間が少ないので、トークライブ嬉しいです。
ちひろ というわけで、色々お聞きしていこうと思うんですけど。じゃあ、生い立ちみたいなところから聞いていこうと思うんですけど。
よしこ どうしよう…切ない生い立ちだったら!
ちひろ やめろよしこ!変な方向に持って行こうとするなよ!
枝村  色々オブラートに包みながら…
ちひろ えっと、長岡のご出身なんですね。
枝村  そうですね。
よしこ 長岡!?
ちひろ やめろよしこ!
枝村  いやー、いいリアクションですね!
よしこ 長岡ってあの長岡ですよね!?
枝村  そうです!あの長岡です!
ちひろ よしこさんが暴走してるので説明を一つしておくと、最近ツイキャスをしてるじゃないですか。
枝村  はい。
ちひろ ツイキャストークしてると、よしこさんが毎回クソコメを飛ばしてきて、絶対何話しても関係なく「顔ちっせえ!」ってコメントを。
よしこ 「顔ちっせえ!」しかコメントしない。
枝村  今日、初対面です。初対面だけど、キャスではすごい絡んできて、この人めっちゃパンチあるなと思って。
よしこ 枝ちゃんとかきわちゃんとかは呼んだことないです!
ちひろ 今日、ぺがさす荘に到着して、僕と(枝村さんが)一緒に来たんですけど、来た瞬間にぺがさす荘の入り口の前で、よしこさんが股をおっぴろげてタバコをめっちゃ吸ってるところが初対面だったっていう。
枝村  いや、ネットから、すごいパンチのある人なんだろうなと思ってたんですよ。だから、これこれ!やっぱりな!と思って。予想通り!
よしこ ええー!
ちひろ ひどい。
よしこ でも、普段本当に人と会わないし、人としゃべらないし疲れるじゃん!
枝村  そういうこと言わないの!ちひろさんは本当に昔からよくライブハウスでお会いしていて。
ちひろ そうですよね。
枝村  直接こういう機会とかはあんまりなかったですけど。嬉しいです。
ちひろ ありがとうございます。
枝村  で、生い立ちですね!
ちひろ ありがとうございます!話をどうやって戻そうかと思っていて!
枝村  戻します!
よしこ あの長岡で生まれて!?
ちひろ じゃあ、長岡でどういう学生時代だったんですか?
枝村  そうですね。僕の家計が…
よしこ ヤンキー?
ちひろ やめろ!
枝村  長岡ヤンキーは多いですけど!僕の父親が先生だったりとか。
よしこ へえー、何の?
枝村  体育教師です。そのお父さんが教育実習で行ってた学校の、生徒だったのがお母さんで。7個か6個くらいしか違わないんですけど、そこが結ばれ。2人ともバレーボールをやっていたんですよね。そこから、僕、4人兄弟で。お姉ちゃん、お姉ちゃん、僕、妹、なんです。
ちひろ じゃあ、みんな女の子で。
枝村  そうですね。僕以外みんな女の子です。妹は11個下と、結構離れてるんですけど。で、お姉ちゃん達、みんなバレーボールをやってて、僕も父親の意向で、今のうちに体を動かして、その方が年をとっても体を動かせるから、元気でいられるからと言われて。中学校ではバレー部がなかったのでバスケットボールをやって、高校はバレーボールと、ずっとスポーツ少年だったんですよ。
ちひろ バレーとバスケで、その身長だと有利ですよね。
枝村  はい。今、座ってますけど、187cmあります。でも、父親はエンタメとか音楽にも色々興味があって、当時カセットテープが残ってて、父親がラジオに出演して、ラジオでオリジナル曲を披露していたみたいなこともしてたんですよ。
ちひろ へえー!
枝村  あと、大学時代にブロードウェイに立ってたとか。
ちひろ ちょっと待って!お父さん何者ですか!?
枝村  一回、家庭の事情で、もともと選抜とか全日本とか、そういうバレーボール選手だったのが、父親が…おじいちゃんですね、戦争で重症を負って養わなきゃいけないみたいなことでバレーを辞めてから、父親も兄弟がいっぱいいたのでちょっと一回待たせて、色々海外とか行ったりして、教員免許とかも取って、高校の先生やってたんですよ。それもあって、話を戻して、ギターは家にあったので、僕が10歳、小学校4年生の頃に、もうそれを覚えたい!と思って。
ちひろ お父さんのギターってことですか?
枝村  そうですね。最初は確か、スピッツの「空も飛べるはず」とか、C、Gとかやってて、Fでつまずいて、みたいな。それから始めて、でももう小学校の時には弾き語りとかやってましたね。
ちひろ じゃあ、10歳からだからもう、20年くらい。
枝村  20年くらいやってますね。
よしこ 今、何歳なんですか?
枝村  今、平成元年生まれの31歳です。
よしこ 弟と同じだー。
枝村  で、5年生くらいの時に、19というアコースティックデュオに出会って。
ちひろ はいはい!
枝村  わ!いいなー!って思って。そこからもっともっとギターを知りたい欲が強まって。でもその時はまだ、趣味の延長だなとは自分でも思ってたんですよ。娯楽の一つとしか考えてなかったんですけど。で、スポーツをばーっと6年やって。
ちひろ スポーツメインで、たまに趣味でギターをやるっていう。
枝村  そうですね。
ちひろ 中学がバスケで、高校がバレーで、スポーツ少年だけど、趣味でギターをやって、19とかスピッツとかを弾き語って。
枝村  はい。BUMP OF CHICKENとかも知って、バンドもやりたい欲はあったけど、バンドを組むとかはその時はあまり魅力を感じなかったので。文化祭で呼ばれればやったりしたけど。
よしこ いやあー!キラキラしてるなあー!
枝村  高校の時は、友達に誘われてB’zGLAYラルクのベースを弾いてました。「ウルトラソウル!ハイ!」ってやってた。
ちひろ いいですね。B’zGLAYラルク、その時代流行った音楽を思い出しますよね。
枝村  流行ってましたよね。
ちひろ 19がいたこと自体がもう懐かしいですもんね。
枝村  そうですね。有名な曲はみんな知ってても、そこまで好きって人は周りには少なくて。
よしこ なんか、5年違うからちょっと違う。
枝村  お姉ちゃんと同い年くらいです。でも、部活を引退した高校3年の夏くらいに、俺これからどうしようって考えた時に、部屋にギターが立てかけてあって、やっぱり俺、音楽好きだって思って。で、夏休みにギター持ってお金持って、東京行って、神奈川に親戚がいたのでそこにちょっと泊まらせてもらいつつ、ずっと東京で路上ライブをしてたんですよ。夏休みの間の一週間くらいかな。
ちひろ へえー!
枝村  それで僕、音楽やりたいって思って、東京行くぞ!って、ちょっと短い間だけどやってたら、ホームレスに絡まれて。で、最終的にお金盗られちゃったんですよね。
ちひろ ええー!
枝村  で、親戚からお金借りて長岡帰って、音楽やりたいけど東京怖い!俺は新潟市で音楽やろう!と思って、SHOW!国際音楽エンタテイメント専門学校に入ったんですよ。
ちひろ なるほど!じゃあ最初は、ホームレスに絡まれる前は、東京で音楽やるみたいな気持ちもあったんですね。
枝村  やっぱり音楽は東京だろ!みたいな感じだったんです。
よしこ でも、そのホームレスさんのお蔭で、新潟に来ることができた。
枝村  まあ、そうかもしれないですけどね。今は笑い話ですけど。
ちひろ あのホームレスがいなかったら、こうして我々は出会わなかったかもしれない。何が起きるか分からないですね。じゃあ、SHOW!の専門学校に入って、長岡から新潟市の方に出てきて、ライブハウスとかにも出るようになった感じですか?
枝村  そうですね。懐かしいな…電話ヒビクビクしながらかけて、「ライブやったことないんですけどしてみたいんですよ」って言って、それが今のGOLDEN PIGS、当時のJUNK BOXに初めて出ましたね。
ちひろ 電話かけて出るんですね。
枝村  電話か、メールでも受け付けてますけど。やっぱり仕事じゃないですけど、最初は電話だろと思って。
ちひろ なるほど。
枝村  で、専門学校に通いつつ、ライブハウスに通いつつ。でも音楽の学校に行く上で、お金面はあんまり家族が工面してくれなかったので、平日、火水木金と深夜のコンビニバイトをしながら、学校、路上ライブかバーの流しで歌って、深夜コンビニって繰り返してたんですよ。
ちひろ バーの流しもやってたんですね。
枝村  やってました。
ちひろ バーの流しって、バーにやらせてくださいって言いに行くんですか?
枝村  最初は行こうとは思ってなかったんですけど、たまたま路上ライブで聞いてくれた人がバーの店長さんとかと繋がってる人で、「ここ歌えるよ!」って言うもんだから、そこに通って、「聞いてください」とかやって。生活費を稼ぎつつ、まあ、学校の授業の座学は寝て怒られてばかりでしたけど…
ちひろ 忙しいスケジュールで。
枝村  いやー、忙しかったですね。もう友達と遊ぶお金もなかったから、だから本当にもう、遊びたいけど…って。
よしこ 実家暮らしですか?
枝村  高校までが実家で、新潟市では一人暮らしをしてました。
よしこ 一人暮らしだとどうしても苦学生になりますよね。
ちひろ 生活費がね。
枝村  やっとちょっと前に奨学金が返し終わってみたいな。ハハハ…でも僕、専門学校のボーカル科だったんですよ。でもみんな上手で、当時17人いたんですけど、これは自己ジャッジですけど、下から2番目くらいかなって、実力的に。大体上手い子って、営業が来るんですよ。ここのお祭りで歌ってくれとか、ここのレコーディング参加してくれとか、そういうのが来るんですよ。僕は一切来なくて、来ても団体のやつだったり。あと、ボーカル科入った理由が、父親が「お前のギターの腕は俺を超えてるから、お前のその下手くその歌を直して来い!」って、「それだけはお願い!」って言われて。俺もちゃんと歌えるようになりたいと思って、ボーカル科に入ったのはいいものの、結局はギターの仕事ばっかりだったんですよね。
ちひろ 学生時代ですよね。他のバンドでギターやったりとかですか?
枝村  他のバンドというよりは、ボーカル科の女の子だったりが、歌うバックで演奏がほしいみたいな。そういうことが多かったですね。その専門学校は、選択授業で音響だとか、他の楽器のパートとかも教わる機会があったので、すごい有意義な時間を過ごさせてもらいましたね。
ちひろ なるほど。
よしこ ボーカル科ってどんな授業ですか?
枝村  発声と、あとちょこちょことダンスをしてリズム感をつかんだりとか、そういうリズムトレーニングもあれば、あとは基本的なワード、エクセル、そういう感じでしたね。
ちひろ じゃあ、そんな感じでSHOW!のボーカル科に通いながら卒業して、そのあとGOLDEN PIGSで働いたんですか?
枝村  それが、すぐには仕事に就けなくて、色々受けたんですよ、ALSOKの警備の仕事とか。職に就きながら音楽できたらなと思って、色々面接は受けたんですけど、見事に落ちて、ユニクロとか古着屋とか色々落ちて。で、当時働いていたコンビニ、セブンイレブンに、「俺は絶対4月からちゃんとした職に就くから3月で辞めます!」って言った手前、働くわけにもいかず。
ちひろ なるほど、断言しちゃったんですね、俺は就職するぞって。
枝村  で、しばらくは卒業してからも、路上とか流しでちょっと稼ぎながら生きてたんですけど、限界も来て。無理だったんですよね。
よしこ フフフ…分かる…
枝村  で、だんだん、当時、昼ごはんベビースターラーメンとか、そんな感じで生きていて。
ちひろ カツカツの。
よしこ 分かる…もやしとか…
枝村  もやしとか…
ちひろ 安いやつを買って。
枝村  そうですね。で、俺何してんだろうと思って、もう家から出ることをやめた時期があったんですよね。
よしこ 分かるー!フフフ…
枝村  また出た!
ちひろ SHOW!を出て、仕事がちゃんと決まらず、って時期が引きこもりの時期みたいな。
枝村  そうですね。引きこもりって言ってもそんなに長くないんですけど。ある時、ライブハウスの当時の店長から、「枝村くん、ライブしない?」って言われたんですよ。でも、ライブをするにもノルマだとかお金がかかるし、弦とか交換しなきゃだし、それで、「僕、仕事もしてなくて、お金もなくて、出れないんですよ」って言ったら、その時の村井さんって店長なんですけど、「え、仕事してないの?ちょうど決まってた子が急遽辞めることになっちゃって、YOU来ちゃいなよ!」って
ちひろ ジャニー村井が!
枝村  そう、本当に電話で「YOU来ちゃいなよ!」って言ってきて。もう感動でした。「いいんですか!」って。
ちひろ それで、じゃあ仕事が決まって。
枝村  そうなんですよ。
ちひろ いい話だ!村井さん!
枝村  繋がりって大事だなと思いましたね。
よしこ それからずっと。
枝村  そうですね。この貴重な経験というか、ありがたいお誘いを守っていきたいと思って、もう10年、GOLDEN PIGSに名前変わりましたけど。
ちひろ 働き始めた時はCLUB JUNK BOXって名前だったんですよね。
枝村  そうですね。働いて3ヶ月で「JUNK BOX潰れるわ」って言われて、ええー!そんなー!って思ったら、上手い具合にGOLDEN PIGSに名前が変わって。
ちひろ なるほど。経営者が変わって?
枝村  そうです。社長が変わって。
ちひろ あ、社長が変わったのか。場所も変わったんでしたっけ?
枝村  JUNK BOX時代は色々な場所でしていたんですけど、GOLDEN PIGSになってからは変わらずですね。もともとJUNK BOXがORANGE RANGEとかDIRTY OLD MENとかいくつかバンドを持ってた大元の会社があったんですけど、そこがなくなっちゃったんです。
ちひろ そうか。だからJUNK BOXって全国にあったんでしたっけ?
枝村  長野と仙台ですね。
よしこ 懐かしい!
枝村  で、新潟が本店だったので、他は独立して。
ちひろ なるほど。
枝村  で、半年くらいで音響、PAと呼ばれる仕事を覚えて、音響オペレーターとしてやっていって、たまにイベントを企画しながらも、合間で音楽活動をして、今に至るというわけです。という生い立ちでした。
ちひろ はい、充実の生い立ちでしたね。
よしこ なんかさ、明るくない?
ちひろ どうしたよしこ?
よしこ なんか、真逆なんだけど。学生時代とか、超陽キャじゃん。
ちひろ バンドでB’zGLAYラルクを弾いてね。
よしこ これで引きこもってなかったら、チッ!ってなってたよ。
枝村  目が怖いですよ!まあ、色々ですから!
ちひろ まあまあ。





よしこ 引きこもった時のエピソードの曲があるって言ってたんですが(「こちらヒキコモリ応答せよ」)。私、引きこもりってマイナスなイメージだけど、でも、そこで得たものってすごく大きいのかなって思うから。
枝村  そうですね。ネットとか見て、好きなバンドの曲でちょっと元気もらったりとか、ちょっとって言うと失礼かもしれないですけど。ネットの中で生活してれば家から出なくてもどこでも行けるんだけどな、みたいな。でも生きてる上で請求書も来るし、変にツイートとかして野次とか飛んでくることもあるし。でも、わりとアップテンポな感じに仕上がって。さっき(よしこが)言ったように、無駄な時間ではなかったというか、すごく貴重な時間だったと思うので。一回、成宮アイコさんにすごくいいって言ってもらえて。
ちひろ 本当ですか。多分、アイコさんに枝村さん教えたの多分僕なんですよ。アイコさんに「新潟でアーティストいない?」って言われたのが、たまたま(枝村さんを)見た時で、教えたらすごくいいって言ってくれて。
枝村  嬉しいですね。それから、前向きな気持ちで歌えていますね。





ちひろ なるほど。SNSの歌と言えば、「見せるわけにはいかないんだ」って曲もありますよね。
枝村  そうですね。結構、失恋曲が多いんですけど。
よしこ イエーイ!人の失恋話はいいよね!
ちひろ 引きこもり時代とかに、SNSで傷付いた体験が歌に反映されたのかなと思ったんですが。
枝村  傷付いたというか、勝手に病んでるだけです。だって皆さん、SNS自由じゃないですか。だから、自分的に呑み込めない文章とか見ると、うーんと思うけど、でも自由は尊重したいし、僕の一意見だけだし…
よしこ てか、人のツイート見てるって偉くないですか。あたし人のツイート見ない。
枝村  まあ、目に入っちゃうんですよね。そういう、SNSから曲が生まれたりもありましたね。
よしこ 私、引きこもり時代にネット使わなかったんですよ。
ちひろ 世代的なものも。
枝村  そうですね。SNSのお蔭で病みもするけど、救われもして。
よしこ 私、なんの救いもない。
枝村  人間、独りでいると病みますからね。
ちひろ 本当に、村井さんから電話きて良かったですね。
枝村  良かったです、本当に。
よしこ 仏の村井さん。ねえねえ、うずちゃん(猫)がずっとあそこにいるよ。
枝村  いや、ここ(ぺがさす荘)初めて来たんですけど、皆さんにすごく見せたい。楽器が本当にすごい。
よしこ ぺが荘にちょっと来ない間に猫が増えてて、今お客さんの膝の上に乗ってるんですよ。
ちひろ じゃあ、ゴルピで働くようになってからの話とかもしていこうと思うんですけど。PA、音響のお仕事ですよね。
枝村  はい。
よしこ どんなことやるの?
枝村  バンドさんが、アンプとかドラムとか演奏していて、それをマイクで拾って、上手く音量を揃えたりまとめたりして、整えたのを大きいスピーカーから出す、というお仕事をしています。
ちひろ だから、よくライブ見に行くと後ろにいるっていう。
枝村  そうですね。
よしこ 新潟じゃないんですけど、音が超いいところとか、何だここ!?みたいなところとか、それはPAさんのお蔭?
枝村  まあ、そういう腕とか、どうしてもしょうがない箱の環境とか、ちょっと失礼な言い方ですけどそのバンドさんのバランスとか、そういうのも有り得る。
ちひろ なるほど。色んな原因があるんですね。
枝村  でもみんながガーッといい感じになった時の音の気持ちよさはたまらないですね。だからバンドメンバーのつもりで。
ちひろ いい言葉。やっぱり分からないですもんね、バンドは見るけど、PAさんがどれだけ大きい活動をしているのかって。
枝村  もともとそんな大っぴらにする業種でもないのは確かなんですけど、知ってもらえたら。
ちひろ 縁の下の力持ち的な。
よしこ でも、わりとライブハウス行くとスタッフさん見ちゃう。
枝村  本当ですか。たまにいらっしゃいますね、そういう人も。
よしこ また、いっぱいお掃除してる…とか。
枝村  掃除見られてたかー!ハハハ…
よしこ 頑張ってくださいって心の中で思って見てます。
ちひろ じゃあ、ゴルピで10年。
枝村  そうですね。10年目になるのかな。
ちひろ 今日、来る途中でゴルピに色んな人が出てたよねって話ですごい盛り上がったじゃないですか。
枝村  そうですね。本当に色んなアーティストさんに出てもらって。
よしこ 毒殺テロリストさんですか?
枝村  ハハハ!
ちひろ 毒殺テロリストさんも出てると思いますけど。毒殺テロリストさんはJUNK BOX時代じゃない?
枝村  でも、全然PAしたことあります。
よしこ わー!
ちひろ イチロウさんが、このイベントの2月のゲストだったんです。
枝村  そうだったんですか!
よしこ イチロウさーん!
ちひろ 「究さんのお蔭でライブハウスマニアになりました」ってコメントが。
枝村  ありがとう!嬉しい!
ちひろ やっぱりGOLDEN PIGSって、今振り返ると、今だったらもっとデカい会場じゃなきゃ来なかったような人達が結構出てたりするじゃないですか。
枝村  そうですね。出勤初日がHYの現場でしたね。ドリンクカウンターしかやってなかったですけど。僕、専門学生時代から凛として時雨が好きで、学生時代にワンマンライブとか見に行ったりしてたんですけど、入って4年目くらいかな、ドラムのピエール中野さんがソロのドラムで来て、夜はDJをしてみたいな。
ちひろ 「他人の曲で大盛り上がり」のやつ。
枝村  で、スタッフだから、そんなに絡んじゃいけないかなって思ったんですけど、エレベーターで一緒になった時に、「ピエールさんすみません…今、泣きそうなほど嬉しいです」って言ったら、「よしよしよし!」みたいな。
よしこ ハハハ!いい話だねえ!
枝村  ライブハウスで働いた時に、学生の時の先輩から、「ライブハウス長く続けられないよ」とか、「すぐ辞めるんじゃないの」とか言われてたんですよ。でも、最初は本当に大変で、時間も長ければハードな仕事だったんですけど、でも続けてたら4年目でお会いできて。ピエールさんのブログで、「枝村くんは長く続けられないよって先輩から言われてたけど、会えて良かった」みたいなことを書いてくれて、ツイートしてくれて。
よしこ そうなの!?
枝村  ああ、続けて待ってます!って。続けてて良かった!って。
ちひろ いい話ですね。
枝村  (お客さんからのコメント)えー!「2列目にいた」!俺もスタッフじゃなかったら最前行ってたのに!あとで時雨トークしましょう!あと、the pillowsとかも好きで、(山中)さわおさんのソロのオペをしたりとか。僕はスタッフとしては入ってないですけど、僕が出勤した時に、今のGOLDEN PIGS Black StageにRADWIMPSのポスターが貼ってあって、「JUNK BOXありがとう」みたいな。聞いた話だと、当時はそこのライブハウスでも事足りる人数だったらしいですけど。
ちひろ まだデビュー間もない頃の。
よしこ いつだったっけ?
枝村  僕もう、学生時代とかからもう、いっぱいTSUTAYAとかで見てたので。
ちひろ 僕の学生時代、2005~2006年くらいからは、普通に売れてたと思う。
よしこ 私も大学の頃、友達も聞いてた。
枝村  僕も、先輩から教えてもらって。
ちひろ 2000年代初頭とかですよね。(調べたら2000年デビューでした)その頃はもう売れてたから、その前に来てたんですね。
枝村  やっぱり皆さん、こういう積み重ねがあって売れていってるんだなあって。それこそ地元は、上越になりますけど、My Hair is Badがすごい通ってたり。
ちひろ マイヘアさんもわりと新潟に来たらゴルピ中心に。
枝村  そうですね。
よしこ マイヘアさんの本当に結成当初、写真撮らせてもらって。綺麗に弾く人だと思って、撮っていいですかって。
枝村  マイヘア懐かしいな…あと、Negiccoとか。
ちひろ ネギさんも出てましたね、昔は。
枝村  色んなアーティストさんが。あと、最近びっくりしたのが、僕が小学校の頃、「犬夜叉」のエンディングとか歌ってた、Do As Infinityが来てて、Red Stageでアコースティック編成のライブをしてて、「ここで会えたー!」ってそこで感動しました。
ちひろ それもお会いしたんですか?
枝村  スタッフとして入ってて。
よしこ その時もエレベーターの中で?
枝村  ハハハ!
ちひろ あそこエレベーター、2台しかないからね。出会う率が高い。
よしこ 泣いたりしなかったですか?
枝村  泣かなかったです。
ちひろ ちょうど、このイベントの一年前、乙銀さんがここに活動終了前に来てくれたんですけど、乙銀さんがライブする時によくPAとかしてたじゃないですか。
枝村  そうですね。
よしこ ありがとうございます!
ちひろ それで、乙銀さんの「ズッ友」という最後のアルバムの中で、ギターを弾いてるんですよね。
枝村  そうですね。
よしこ ありがとうございます!
枝村  当時、定期イベントで本当に何回もライブハウスでスタッフをしてて。
ちひろ 毎週やってましたもんね。
枝村  すごいエネルギッシュで、すごい向上心もある子達だったから、すごい僕も応援したくなっちゃって。スタッフとして関わってたら、ちょいちょい企画イベントでギターを弾いてほしって言われてたんですけど、大体土日ライブハウスの仕事があるんで、お伺いできなくて。で、そうしたらアコースティックのオケを作ってほしいみたいな感じになりまして。で、ちょっと欲が出て、オケも作ったけど、インストの曲も作ってみましたよってお送りしたら、それを使っていただいて。
ちひろ 「I VS 世界」ですよね。
よしこ あー!見たいよー!
ちひろ 毒テロと乙銀の話になるとよしこが狂っていくっていう。カバーもしてましたよね。
枝村  カバーもしてましたね。僕、地元アーティストのカバーをめっちゃするの好きなんですよね。
ちひろ 路上でも、ソロでもしてますよね。
枝村  はい。(丸山)拓真くんの歌とかも。でも、長年やってて、色んな活動の仕方を覚えてきましたね。それこそ、アレンジャー的な、アコギ弾きなので、アコースティックアレンジを考えたり。あと、まだまだもっともっと成長したいなとは思うけど、レコーディングとか。あとは、ソロミュージシャンなので、自分のCDもバンドアレンジのもの、ほとんど自分で演奏してるんですよ。
ちひろ そうなんですね。生演奏ですか?
枝村  ドラムは機械で打ち込んだりとか。一曲は生でありますけど。
ちひろ じゃあ、一通り楽器はされてるんですね。
枝村  まあ、やるだけです。出来るというか下手くそですけど、勢いでやって。音楽に携わる色んなことが出来るようになりたいなと思って。最近、地元にカタソビっていうアコースティックユニットがいるんですけど、女の子二人組の。そのレコーディングしたりとか。だから、そういう生き方もあるなと思って、色んなことにチャレンジしております。





ちひろ カタソビさん、枝村さんのMVに出てましたよね。
枝村  ああ、出てます。5月にアップしたMVが、アーティスト19組に出てもらって(「コチラノセリフ」)。
よしこ すごい豪華。
枝村  もうコロナでみんな会えないから。
ちひろ コロナで会えないから、逆に色んな人を出そうと思ったってことですか?
枝村  もともと、コロナになる前から計画はしてたんですよ。でも、なってから、より一層、火がついて。ちゃんとしたお礼もできないけど、ちょっとやらない?って言ったら、本当にみんな快く引き受けてくれて。これを通じて本当に、今苦しいけど、またみんなに会えるために生きていかなきゃなって思えたし。こんなにみんな色んなことやろうとしてるんだから、自分もスタッフとして応援したいなと思いました。
ちひろ コロナになって、何週間か前にライブ拝見したんですけど、やっぱり音楽とかがやりにくい時代だけど、音楽で人と繋がるとか音楽で伝えたいものがすごくあるんだなってのを久々に感じて。
枝村  まあ、このネット社会で、もちろん生ライブ見に来てほしいとか、生ライブの方がいいぜ!とも思いつつも、この発展していった配信もそうだし、MVもそうだし、これのお蔭で皆さんと繋がってられるんだなと身に染みて。だったら、それに乗っかって、いざライブ来てくれた時は、それ以上のものを演奏で届けようって気合いも入れつつ、今に乗っかっていこうかなという意識でいます。
よしこ 私、配信ライブというものをこの前初めて見たんですけど、びっくりした。配信だよなって思って、でも有料のチケットを買って、携帯の小さい画面で見たのに、無観客の配信のみのライブだってのを忘れるくらいで。
枝村  今、すごいクオリティが上がってるんですよね。GOLDEN PIGSは率先してはやってないですけど、GOLDEN PIGSで会場借りてやりたいって方がちらほらいて。カメラ3台とか、すごい用意して。もう、その都度変わるMVみたいな。
ちひろ 切り替えてやってますよね、定点じゃなくて。
枝村  これはお金払うと思って。
よしこ 全然、3倍4倍くらい払って良かったのに!って思った。
ちひろ あの、三条楽音祭。
枝村  それがすごかったんですよね!地元の三条楽音祭っていう、いつもは外でやってるイベントを配信にした時、カメラ8台ですよ。
ちひろ あ、そんなだったんですか。すごいですね。Red Stageですか?
枝村  Red Stageです。
ちひろ 僕も見てたんですけど、すごいなと思って。
枝村  装飾とかして、葉っぱとか置いて。
ちひろ ライブハウスの中を屋外っぽく演出するっていう。
よしこ 私が見たのは白塗り下剋上ってライブで、臨場感がすごかったし。
ちひろ また毒テロ
枝村  あの、(十四代目トイレの)花子さんとか出てたやつですか?
よしこ いましたいました。
枝村  あ、見ました。
よしこ 私、バンギャ怖いから、1回しか白塗りのライブ行ったことないんですけど、ライブハウスだと後ろの方で見てたんですけど、配信だから夢の最前で。
ちひろ 全員が最前で見られるっていう。配信ライブだと、アーティストと目が合うみたいなので、逆に喜ぶ人が結構いるみたいなこともありますよね。
よしこ そうそう。でも、推しが出ると、尊すぎて直視できなくて。
枝村  初心!実は初心!
よしこ 何その「実は」って!
枝村  あ、すみません!
ちひろ だって、初対面で股を広げてタバコ吸ってたからだよ!
枝村  パンチの強い方。
ちひろ じゃあ、話ちょっとそれましたけど、曲の話とかも。
よしこ なんか、生い立ちが明るかったから、暗い曲とかないんですか?
枝村  暗い曲は、いっぱいあります。結構、暗いですよ。
よしこ 生い立ちが明るいけど、作ると暗い?
ちひろ 僕が覚えてるのが、岩船ひろきさんと2人でライブされてるのを見た時に、岩船さんは明るい方で、枝村さんは繊細な曲とかが多くて。岩船さんが「僕は王道で曲を作っちゃうんだよね」って言ったら、(枝村さんが)「僕は邪道が好きなんです」って言ってたのを、すごく覚えてる。
枝村  そうですね。メジャーコードよりマイナーコードみたいな。でも、最近になってちょっと変わりつつあって。明るい曲も増えてます。
ちひろ 確かに、僕もこれやるにあたってアルバムとか聞かせていただいたんですけど、最初の頃は悲しみとか、そういう気持ちを歌で届けるみたいな、傷付いた心みたいな歌が多かったんですけど、だんだんちょっと変わってきてる感じはありますね。
枝村  当時は悲しい歌を出して、聞いてくれたお客さんに悲しさを与えたいわけじゃないんだけどとか思ってたんですけど、三条の市川淳之介さんっているじゃないですか。あの大先輩が、「お前の歌を待ってる人は絶対いる」って言ってくれて。そこから悲しい歌も、僕ももともと悲しい曲を一人で聞いて頑張ろうと思えてた人間なので、すごく救われてた人間なんですよ。だから、そうか、あの時の僕と同じ気持ちの人も絶対いるはずだと思って、堂々とそういう曲も演奏してきたんですよ。2ndアルバムを出した2016~2017年くらいから、そういう気持ちでやってたんですけど。その気持ちも変わらず今も持ってるんですけど、明るいって言うとちょっと安く聞こえるかもしれないですけど、やっぱり素直に、出会ってくれてありがとうとか、一緒にいて嬉しい、楽しい、音楽楽しいって気持ちを抱いてるのも事実だし。今はどんな気持ちでも枝村究でいられてます。
よしこ ああー。
ちひろ だって、最初の頃とかは結構、失恋の曲とかが多くて。
枝村  そうですね。





ちひろ でも、新曲、「0回目のプロポーズ」って曲があるじゃないですか。
枝村  そうですね。9月にMVを出した「0回目のプロポーズ」って曲があるんですけど、中身的には、想像の曲なんですけど。コロナで今、出来ないことが多い現状じゃないですか。でも、これが解消されて出来るようになったら何がしたいだろうとか、30歳も超えて、両親にも彼女とか孫を見せたいなとか、色々考えた時に、僕まだプロポーズってしたことないけど、プロポーズする時はどんな時なんだろうなって考えながら、作った曲です。
よしこ え、したことある?
ちひろ ないよ!
枝村  これが、ここで初めて公開するんですけど、もう間もなく発売予定の3rdアルバム「3rd目の正直」の中に、「0回目のプロポーズ」って曲を含め、10曲収録して発売する予定です。
ちひろ これ、DVD?
枝村  DVDケースですがCDです。僕、身長でかいんでね、ケースもでかくなっちゃって。
ちひろ なるほど。
よしこ それかさ、昔のシングルの縦長のやつ。
枝村  ハハハ!懐かしい!それで出すって手もあったのか!それも良かったですね!
よしこ ちなみに、発売はどこでするんですか?通販ですか?
枝村  ライブ会場と、あと僕、BASEっていうウェブショップでも発売する予定です。一応、12月8日にワンマンライブがあって、その日に発売しようかなと思ってたんですが、これちょっと今日言うはずじゃなかったんですけど、その日に発売して、物販の混雑とかも今の現状だと、そこで時間とるのもアレなので…解禁します、11月26日、枝村究、丸山拓真、駒音のスリーマンの日に発売します!明日のライブで言うつもりだったけど言っちゃった!
よしこ おめでとう!
よしこ コメントでみんなも「おめでとう」って書いてくれた。
ちひろ じゃあ、今後の告知とかもあると思うので。
よしこ 結構、ツイートしてらっしゃいますよね。
枝村  そうですね。僕のTwitterの方でライブの日程とか見ていただきつつ、さっきも言いましたが、12月8日に枝村究のバンド編成でのワンマンライブがありまして、一応現段階ではGOLDEN PIGS Black Stageっていう、今コロナの影響で定員を絞って25名まで入れる場所で計画していたのですが、もしこの短期間でその定員に達したら、店長と交渉して、Red Stageでやれるかもしれないので、何卒チケットを買って見に来てほしいと思います!お願いします!
ちひろ じゃあ、12月8日のワンマンライブに向けて、チケット今売ってるところ。
枝村  そうです。
よしこ チケットはどこで買えるんですか?
枝村  チケットはライブ会場、もしくは僕のウェブショップの方で買うことができます。ライブは、先程も言った11月26日のスリーマン、もしくは明日、10月29日にBlue Cafeというカフェでライブをするのですが、そちらにも持って行きますので、どうぞよろしくお願いします!
よしこ 子供も入れますか?
枝村  入れます!Blue Cafeっていう心地いいカフェがあるんですよ。
ちひろ Blue Cafeって結構ライブとかする人多いですよね。
枝村  そうですね。新潟市中央区にあるんですけど、奇妙礼太郎さんとか、結構有名な方が好んで使ってらっしゃるっていう。
ちひろ へえー。他に告知することはありますか?
枝村  あとは、他にもTシャツとか色んなグッズがウェブショップにあるので、そちらを見てください。
よしこ どんなデザインですか?
枝村  白と黒の違うデザインがあって。黒い方は僕の手描きで、僕ステージにランタンを飾るんですけど、ランタンを描いたTシャツと。白い方はセット図回線表っていうんですかね、枝村究から始まりギターがあってエフェクターがあって皆さんに届くまでみたいな、そんな流れのセット図の。
よしこ ランタンいいな。
ちひろ ランタン、マイクにかけてますよね。
枝村  そうですね。自主制作なので。
よしこ 沖縄の友達もライブ中にランタン置いてる。
枝村  すごい雰囲気出ていいですよね。
よしこ これからこういう活動がしたいとかありますか?
枝村  そうですね、スタッフとしてになるんですが、やはり今、厳しい現状で、また2021年から、これは予想ですけど、またライブハウスにちょっと波が来るというか、大変になってくると思うんですよ。だから、僕もライブハウススタッフとして、出来ることをいっぱいやっていこうかなと。イベントを企画したりとか、もっと今までやってこなかった楽しいことを考えたりとか。もちろん無理して来るのも大変だとは思いますけど、その分、アルコールとか安全策を徹底して、その範囲で出来ることをやっていけたらなって思ってます。あとは、アーティスト活動に戻って、レコーディングとか協力できることがあれば、言ってください!
よしこ あの、私達の「女郎蜘蛛」のレコーディングを…
ちひろ ハハハ…いずれは枝村さんにお願いするかもしれないですね。
よしこ 「女郎蜘蛛」と「メンヘラブス」って曲と、「BLUESのテーマ」って曲が。
枝村  聞いてみてえー。
ちひろ 今は歌わないですよ!
枝村  はい、そんな感じです。
ちひろ なんか、あっという間でしたね。
枝村  あっという間でしたね。
ちひろ じゃあ、残りちょっと雑談とかして終わろうと思います。あの、ぺがさす荘のぺがさんとは、昔から知り合いなんですね。
枝村  そうですね。
ぺが  ライブハウス、結構お世話になってたんで、やっぱり。
ちひろ だって、ぺがさん学生時代から知り合いなんでしょ。
ぺが  そうかもしれないですね。部活とかでも使わせていただいたんで。
枝村  サークルの定期イベントとかで。
ぺが  はい。
枝村  つい先日、はるかさんがチェロを弾いてる時に、PAをしたりとか。
ぺが  お世話になりました。ライブが日曜日にありまして。
ちひろ 最近、ぺがさす荘以外の場所でもこのイベントやることがあるんですけど、音楽の繋がりがあるからここがいいなと思って、ぺがさす荘にしました。
枝村  いやー、来られて良かったです。
ぺが  ありがとうございます。
枝村  本当に楽器がいっぱい。超テンション上がる。
ちひろ ピアノ2台あるし、ギター全部でいくつあるんだろう。
枝村  漫画もあるし。
よしこ 炬燵もあるし、猫もいる。
枝村  最高です。
ちひろ また、ここでもやれたらいいですね、枝村さんも。
枝村  はい、のちのちはお願いします。
ぺが  是非来てください。
よしこ 食べ物飲み物があって炬燵があって猫がいるとか、一生いられるよね。
枝村  確かに。
ちひろ 衣食住、音、猫ですからね。あ、「2021年期待しておきます」ってコメントが。
枝村  ありがとうございます!頑張ります!
ちひろ と言ってる間に、本当にあっという間ですね。ありがとうございました。
枝村  ありがとうございました、お誘いいただいて。見ていただいた方もありがとうございました。来ていただいた方も本当にありがとうございます。
ちひろ ありがとうございました。はい、というわけであっという間の1時間でしたが、今日はこんな感じで終わっていこうと思います。枝村さんありがとうございました!
枝村  ありがとうございました!さよなら、さよなら、さよなら。